祭事

夏祭りの茅の輪くぐり

茅で編んだ直径数メートルの輪をくぐり、心身を清めて厄を祓い無病息災を祈願する夏越しの祓いになります。

※8の字に3度くぐります。

由来
旅の途中のスサノオノミコトに巨旦将来は裕福にも関わらず宿を貸さなかった。それに対し弟の蘇民将来は貧しいにも関わらずもてなしました。
スサノオノミコトは数年後再び蘇民将来の元に訪れ、「疫病を逃れる為に茅の輪を腰に付けなさい」と教えた。
教えを守った蘇民将来は難を逃れた。それ以来無病息災を祈願するため、蘇民将来の子孫である証しとして腰に付けていたが、江戸時代を迎える頃には現在のように茅の輪をくぐるようになりました。

鈴祓い(夏祭·秋祭のみ)

鈴の由来


鈴の音色は、魔除けの力があり参拝者を祓い清めて敬虔な気持ちにさせます。
鈴が鳴る事により、神様と繋がり神霊の発動を願う役割もあります。
鈴は古来から存在し魔を祓う物とされております。

※川原神社では夏祭·秋祭に鈴祓いを致します。
どなたでも、お志で鈴祓いを受ける事ができます。

縁日(屋台·夜店)

縁日とは「神仏に縁のある日」という意味です。
縁日に参拝する事で、神仏に気持ちが届きやすくなるとされています。
縁日にお供えをしたり、お祭りを開くことにより神様が降りて参ります。

縁日にたくさんの屋台が出て賑やかになるのは、より多くの人が神仏との縁が結ばれるようにとされております。

節分祭

節分とは「季節を分ける」。
季節が移り変わる節日を指し、立春·立夏·立秋·立冬1年に4回ありました。
日本は立春が1年の始まりとし特に尊ばれたため、次第に節分と言えば春の節分を指すようになりました。